そこでuprは、「作業の非接触化を可能にするサービスを知りたい」ユーザーや企業のニーズに着目し、一つの解決策となるよう初めてのオンライン展示会を企画しました。この「物流自動化総合展」は、物流の効率化・スマート化や、作業現場のホワイト化につながる「非接触化」「自動化」を実現するソリューション・サービス・商品の情報を協力会社各社へ広く募り、多くの方にご覧いただけるオンライン展示会です。当展示会の開催により、「密」を避けつつ、DXや新しい働き方の推進につながるソリューション・サービス・商品の情報を、場所や時間にとらわれずに発信・キャッチできる場を提供しています。
【物流自動化総合展の概要】
開催テーマ:withコロナ時代の「物流の自動化」「物流の非接触化」
開催期間:2021年8月31日まで
WEB:https://logidx.jp/
出展社数:23社(upr、菱洋エレクトロ、その他協力会社) ※2021年3月時点
菱洋エレクトロは、本展示会にてKiwi Technology社のLoRaWAN無線規格を用いて、本年6月より完全義務化となるHACCP※の重要管理項目の1つ「温度管理」向けのソリューションなど、4つの提案をしています。
WEB:https://logidx.jp/exhibitors/109/
① HACCP対策:複数店舗/工場温度の遠隔一括管理
冷蔵冷凍庫用温度センサーを、各店舗の冷蔵冷凍庫内または各工場の測定したい場所に設置し、全センサー情報のクラウド一括管理を提案します。
② HACCP対策:輸送中温度のリアルタイム遠隔一括管理
輸送中のトラック庫内、またはトラック庫内の保冷箱に冷蔵冷凍庫用温度センサーを設置し、運転席に車載用ゲートウェイやGPSトラッカーを搭載することで、輸送中のリアルタイムな位置や温度情報のクラウド一括管理を提案します。
③ 三密対策:CO2センサーを活用した三密回避対策
CO2/温度/湿度センサーで取得した情報から対象場所における人の混雑具合をクラウドで判断し、インジケーター(3色LEDランプ)や電子ペーパーパネルへ数値表示することで換気を促すような三密対策システムを提案します。
④ コロナワクチン輸送:-80℃超冷凍対応温度センサーで安全な輸送管理
-80℃までの超冷凍対応温度センサーを用い、コロナワクチンの輸送中も安全・安心な温度管理システムを提供します。
*HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする国際的にも採用されている衛生管理の手法です。
日本では、2018年6月に「改正食品衛生法」が可決され、2021年6月からHACCP完全義務化が開始されます。
出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/index.html
【今後の展望】
菱洋エレクトロでは、Kiwi Technology社製の各種センサーを用いることで輸送元の工場や店舗内における温度管理を自動化するだけでなく、輸送中のリアルタイムな温度管理を行うことで、より安全・安心な製品輸送をご提案します。また、コロナワクチン輸送の-80℃帯や、再生医療用輸送の-120℃帯などの温度管理が特に重要視される物流業の課題に対するソリューションも提供してまいります。
ユーピーアール株式会社について
パレット・物流機器のレンタル事業・販売事業を始め、物流IoT・ICT事業も手掛ける物流ソリューション企業です。パレチゼーションの普及を目指し、パレットの設計、開発製造、販売、レンタル、リサイクル及び、物流コンサルティングを手掛けるトータルパレットマネジメントカンパニーとして、より高い品質、利便性、経済性を他社より優れたシステムと企画力で提供し効率的な物流基盤の整備に貢献して参ります。
菱洋エレクトロ株式会社について
半導体/デバイス事業とICT/ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社として、両事業を展開する強みを生かしたIoT/AIなどをキーワードにしたビジネスに注力しています。最先端の半導体技術をお客様にご提案する一方、エッジからクラウドまでを幅広くサポートし、幅広い産業分野のお客様のビジネス課題の解決をご提案しています。