2020年10月より新原価計算モデルの検討に着手し、2021年11月より新システムでの稼働を開始します。
1.ABC原価計算システム『ABC Financial®』について
アイネットが開発した、金融機関向け活動基準原価計算(Activity Based Costing)システムで、分析したい情報を自由に設定できるため、これまで捉えづらかったコスト構造の把握が容易になります。
データベースソフトを必要とせず、PC単体でも動作可能な軽量システム構成となっています。また、アイネットで独自開発されたABC原価計算専用の計算エンジン搭載による高速計算、基幹系システム等より抽出されたビッグデータの取込みも可能です。
これまで地方銀行を中心に全国20行を超える金融機関でご利用いただいており、現在も2行への導入プロジェクトが進んでいます。(導入実績:地方銀行14行、第2地方銀行5行、労働金庫1行、特殊金融機関1行)
2.新システム導入により想定される効果
✓ 原価計算モデルを最新化し、現状業務に即した原価計算が可能
✓ 新サービス追加、業務プロセス変更及び、チャネル追加を原価計算モデルへ迅速に反映可能
✓ 操作手順が簡便化され人的ミスの発生を最小化可能
✓ 原価計算モデルに設定した項目を基に多角的な分析が可能
✓ 高速処理により繰り返しシミュレーション実行が可能
✓ 既存システムとのインタフェースは従来の内容を継承し、他システム、及び、現行業務への影響を極小化
3.アイネットのABC原価計算システム取り組みについて
✓ ABC原価計算システム(ABC Financial®)の販売だけでなく、原価計算モデル構築のコンサルティングを含め、すべてのプロセスをご提供できる体制を整えています。
✓ 毎年アイネット主催による「原価計算フォーラム」を開催。原価計算業務担当者様にお集まりいただき、講演や、参加者によるディスカッションの場をご提供しています。
✓ 金融業向け原価計算だけでなく、物流業、水道局への導入実績もあり、幅広い業種に原価計算ソリューションを提供しています。
■ 静岡銀行様について https://www.shizuokabank.co.jp/
経済規模が大きく多様な産業が集積する静岡県を基盤とした地方銀行。現在、推進する第14次中期経営計画「COLORs~多彩~」で掲げるビジョン「地域のお客さまの夢の実現に寄り添う課題解決型企業グループへの変革」をめざし、DX推進による業務効率化やチャネル改革などに取り組んでいます。
■ アイネットについて https://www.inet.co.jp/
アイネットは、DC とクラウドコンピューティングを展開するとともにシステムの企画・開発から運用・監視までカバーする独立系IT サービスプロバイダーです。現在は、国内最高レベルのDC をベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、自社のクラウド基盤上に業種業態を問わず利用可能なアプリケーションレイヤーのメニュー拡充を加速させています。一方システム開発事業では FinTech、AI、IoT など先端の分野に注力するとともに、今後大きな市場拡大が見込まれている宇宙利用産業への取組みを本格化しています。
■金融機関向け活動基準原価計算システム『ABC Financial®』について
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.inet.co.jp/product/costing/abc.html
以上