顔認証等生体認証による入退管理、監視カメラシステム等によるソリューションを提供する株式会社セキュア(本社:東京都新宿区、代表取締役:谷口辰成 以下セキュア)は7月にオープンした未来型無人化店舗「SECURE AI STORE LAB(セキュアエーアイストアラボ)」で電子値札を活用した取り組みを開始致しました。
電子値札(Electronic Shelf Label:ESL)活用の背景
昨今、小売店ではネット通販や競合店との競争、セールなどに合わせて、売価変更が頻繁に行われており、商品の値札やPOPの張り替えに膨大な作業工数と人件費が発生しています。
また、政府が推奨する『働き方改革』による労働時間短縮と『人手不足』や、新型コロナウイルス対策である『非接触型業務』の対応のため需要が急増しています。これらの課題を改善するため、AI STORE LABでは電子棚札システムを導入することで、値札やPOPの貼替え工数の削減やWithコロナ時代に適合した新しい店舗オペレーションの実現を目指しています。
店舗の収益の最大化や滞留在庫にならないように入店人数や入荷時期、来店客の属性等の条件や需要に合わせて柔軟に最も適した価格で商品を提供できるダイナミックプライシングを店舗に展開するためにも、ESLシステムが必要となります。
取り組み概要
1. 店舗からECへの誘導
商品棚に設置された電子棚札には商品名・価格・QRコードが表示されています。
来店者は、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、口コミなどの商品情報を確認でき、そのまま商品を購入(したりお気に入り登録)できます。
2. POSデータ連携
ESLシステムはPOSデータ連携しておりPOSシステムで商品や価格の変更情報と
連携しており電子値札に表示される表示内容も自動で更新する事ができます。
今後について
AIを活用したダイナミックプライシングの開発をパートナーと行い、小売業の店舗での価格、在庫の最適化や店舗とECの連携を行い店舗運営のサポートや来店客への新しい購入体験を推進していきます。
SECURE AI STORE LABとは
セキュアが開発・運営する未来型無人化店舗で最新のAIテクノロジーによる顔認証や棚解析、来客分析など監視カメラ等セキュリティの高度化を行いロス削減や業務効率化、新しい購入体験を実験できる店舗です。
1.顔認証によるキャッシュレス決済
来店者は事前登録を済ませておけば手ぶらでお買い物が行えます。
手に取った商品は自動認識され決済も待ち時間がなく行えます。
2.店舗の無人化・省人化や効率化
人が行わなくていい作業は全てAIが行い、スタッフは接客などに専念出来ます。
AIにより商品陳列数が減るとスタッフへ通知が可能でチャンスロスを防ぎます。
また、AIにより万引き等の犯罪も検知します。
3. AIによる来店者の行動分析
映像解析や複数のセンサーで来店者の動線分析や表情分析、手に取られたが買われなかった商品や商品がどれくらい手に取られているかなどのデータを見える化します。
4. 新しい購入体験
手に取った商品をAIが認識して棚に設置されているモニターへ商品の口コミ情報や
メーカーからのオススメポイントが表示され、AIによる接客を体験できます。
【店舗概要】
店舗名:SECURE AI STORE LAB(セキュアエーアイストアラボ)
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル地下1階
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜、土日祝
公式サイト:https://secureinc.co.jp/lp/aistorelab/business
【会社概要】
■株式会社セキュア
代表:代表取締役 谷口 辰成
本社所在地:東京都新宿区西新宿二丁目6-1 新宿住友ビル20F
URL:https://secureinc.co.jp/
設立年:2002年10月
資本金:2億9,400万円
事業内容:物理セキュリティシステム・AI(人工知能)・クラウドサービスの企画・開発・販売・
運営
【問い合わせ先】
株式会社セキュア 担当:経営企画室 谷口
TEL(直通):03-6911-0663
TEL(代表):03-6911-0660
メール:secure-ir@secureinc.co.jp